iPhoneの修理を依頼する方法には店舗に持ち込む方法と郵送修理がありますが、前者は近くに店舗があること、営業時間中に足を運ぶ必要があるのがネックです。
一方、後者は基本的に荷造りして送る形ですから、身近に店舗がなくても大丈夫ですし、時間に関係なく修理に出すことができます。
ただ郵送で修理に出す都合上、往復に時間を要することになりますし、具体的な日数については誰もが気になるところです。
首都圏なら往復を含めて最短3営業日程度で郵送修理が完了
これは発送元と送り先の距離によるところが大きいので、地方から発送となれば所要日数は必然的に長くなります。
しかし東京都内や関東圏からの発送であれば、往復を含めて最短3営業日程度で郵送修理が完了します。
修理が早く終わって手元に届く条件は、発着地が近くて比較的新しいiPhoneということが当てはまります。
古いモデルだと在庫が限られていたり、修理に必要なパーツを取り寄せる必要があったりするので、比較的新しいモデルよりも修理に時間が掛かる傾向です。
ただし、大抵は1週間もあれば修理が完了して手元に戻ってきますから、半月も1ヶ月も待たされる心配はまずないでしょう。
郵送に制限が掛かる状況下なら別ですが、通常だと長くても1週間、遅くとも10日ほどと考えることができます。
とはいえ不備によっても必要以上に長引くことになり得ますから、手続きは間違いないように気をつけたいところです。
住所に間違いがあると届かなかったり、荷物が迷えば無事届くまでに日数のロスが生じますから、連絡先を含めて正しく書くことが大切です。
丈夫な箱を用意してしっかり梱包すること
また、梱包の不備も良いことは何もないので、丈夫な箱を用意してしっかり梱包することをおすすめします。
箱は傷みがなければ問題ありませんし、使用済みのダンボールを流用することも可能です。
iPhoneを通販で購入したなら、その時に手元に届いたダンボールを使うのが良いでしょう。
邪魔になりがちなダンボールはすぐに処分されてしまうことが多いので、手元に残っていなくても不思議ではないです。
手元にない場合は丁度良い大きさのダンボールを用意して、それに入れて梱包することができます。
梱包をする上でのポイントには、隙間に緩衝材となるものを入れること、強力なテープでしっかりと蓋をする2点が挙げられます。
万全を期すならダンボールを更にプチプチで包むことで、郵送による事故やダメージのリスクを減らすことができます。
郵送修理の梱包のポイントはこれくらいですが、基本はやはり質の良い箱の用意と丁寧な梱包作業にあるといえます。
iPhoneを郵送修理するメリット
iPhoneを郵送修理するメリットは、店舗に出向く手間を省くことができたり、コンビニに持ち込めば24時間いつでも発送手続きができるなどです。
Appleは複数の実店舗を展開していますが、都市部に集中しているので地方にはお店がなかったりします。
そのような地域だと、お店に足を運ぶだけでも大変ですから、修理を躊躇したり依頼を先送りにしがちになります。
郵送修理は文字通り郵送で修理を受け付けているので、近くに店舗がなくても問題ありませんし、わざわざ足を運ばずに済むので楽です。
それと集荷に来てもらえますし、営業時間外でも身近にコンビニがあれば、夜間や早朝でも持ち込んで発送できます。
店舗に持ち込んだからといって、すぐにiPhoneが直るわけではないですし、預かりとなれば結局のところ修理完了を待つ必要が出てきます。
最低でも数日を要するのは店舗持ち込み、郵送修理共に同じですから、日数的にはあまり変わらないこともあり得ます。
データのバックアップは普段からこまめに取っておく
いずれにせよ、iPhoneは長く使っていると修理が必要になる可能性が高まるので、受付方法を頭に入れておくのがおすすめです。
むしろ重要なのは、梱包する前にデータのバックアップを取っておいたり、修理期間中に使う代替のスマホを用意することです。
データのバックアップは普段からこまめに取っておくべきですが、修理の際はデータがリセットされて消えても大丈夫なように備えることが必要です。
代替のスマホの用意は絶対ではなく自由ですが、やはり電話もネットも使えないとなると不便です。
数日程度でも我慢は難しいものですから、型落ちでも構わないので何らかのスマホを用意しておくのが賢明です。
店舗持ち込みはスタッフとのやり取りが可能で、症状を詳細に伝えたり、破損箇所を一緒に確認することができます。
直接的なやり取りが苦手な人にとっては、逆にそれが修理のハードルになり得るので、そういう人は郵送を選ぶのが正解です。
まとめ
郵送なら手続きはほぼネット上で完結しますし、他人と接触するのは集荷やコンビニなどへ持ち込む時くらいです。
馴染みの宅配業者のスタッフであれば、玄関先に置いた荷物を持っていってもらったり、玄関ドアの隙間でやり取りを済ませることもできるでしょう。
このように、対面を最小限にできるという大きなメリットもあるので、今後は郵送での修理を選ぶ人が増えるものと考えられます。