太陽光発電は太陽の光をエネルギー源に出来る素晴らしい技術です。
今後は今以上に研究がなされていくので、いろいろな可能性が秘められているエネルギーでもあります。
日本だけではなく、世界と手を組んで開発が進められているのが宇宙太陽光発電です。
地球の外にソーラーパネルを敷き、そこで太陽の光を受け止めてエネルギーとするのです。
さらには、そのエネルギーは地球に転送させるのです。
大気圏の外の方が太陽の光をよりダイレクトに吸収出来ますので、もしもこれが実現出来ればエネルギー産業に大きな革命をもたらすと言っても過言ではありません。
更にもう一つ期待されているのが蓄電技術です。
太陽光発電というよりも、そもそも電気は発生したその時に使わなければならない特性があります。
蓄電池の場合、電力を溜めておけますのでいつでも電気として使えます。
電池がその代表と言っても良いのですが、より大きな物をとなるとなかなか簡単ではありません。
ですが蓄電技術が進化し、より大きな物が生まれれば太陽光発電でとにかく一日中蓄電出来ます。
現在は基本的には使う時に発電させる必要があるのですが、蓄電技術の進歩は、電力産業そのものを根幹から変える事になるかもしれないものなのです。
むしろ蓄電技術がもっともっと高まれば、文字通り太陽光発電は鬼に金棒といったところです。
太陽光発電の利点は言うまでもなく太陽をエネルギー源にしている点です。
発電所を用意せずとも電気そのものを生み出す事は出来るのですが、本格的に蓄積させる事がなかなか出来ませんので、一般家庭の場合、どうしても「ちょっとした補助」にしかなっていないケースも多いのですが、仮に蓄電技術が進歩すれば、電気を使わない時であっても本格的に電気を溜めておけるのですから、貯めに貯めこみ、夜や雨天時であっても太陽光発電で蓄積した電気を使用出来るようになるかもしれません。
そのような時代が来たら、エネルギー産業の「主役交代」が完成する事になります。
